すごい物を見つけました。木製ミゼット、今村悦次さんの作品です。
昨日、あるプレファブメーカーの建設工事費について、坪単価が80~90万円になるが、一般のコストはどれくらいが妥当かというご質問が有りました。一般の木造2階建て住宅で、65~75万/坪という回答をいたしました。又、少なくても 2~3 社の競争相見積もりを取ることもお勧めしました。 ここで大切なことは、見積もりの中身です。内容によっては90万円が安いかもしれないし、65万円が高いかもしれないということです。なぜか ?、 つまり、建物の仕様—どの程度の屋根外壁内装、断熱機密性能、サッシの断熱性能は?, ガラスの厚み性能は?, 耐震強度レベルは?, 基礎のコンクリート強度は?, 鉄筋の本数太さは?, 給排水工事の外部接続費は?, 照明器具のグレードは?, 外構工事費は?, 等々によって建設コストは大きく上下するということです。予定している建物の設計図の中に詳細が明記されているか、その図面仕様どうりに見積もりされているか、そこが重要なチェックポイントです。できれば詳細が明記された同じ図面で、数社の見積もりを取ることが本来の競争見積もりのスタイルなのです。特定の建設会社プレファブメーカーの設計図を他社に渡して相見積もりと言うことはなかなか難しいことです。ここで設計事務所の宣伝になってしまいますが、どこの建設屋さんにも属さない設計事務所で、詳細な設計図を作って、数社に公平に競争見積もりをしてもらう事こそが、建物のグレードを変えないでコストダウンする唯一の方法ではないでしょうか。できれば一度詳細な設計図を見ていただき、ご判断いただければ幸甚です。スミマセン宣伝になってしまいました。
M邸の場合、地盤の関係から柱状改良杭を施工後、砕石転圧、防湿シート施工、その後に基礎配筋を施工しています。地盤調査の結果によって、基礎下部の構造、鉄筋の太さ、間隔も変わってきます。配筋検査の後、コンクリート打設となりますが、コンクリート強度の決定にも充分注意が必要です。
趣味で仏画を画いていらっしゃる先輩から、仏画展へのお誘いをうけ、岡部宿大旅籠柏屋ギャラリーなまこ壁に行ってきました。仏画に関してはずぶの素人ですが、絹に画いた奥深い仏様や、愛染明王様等々、知密な描画と色彩の深さに感動しました。私の俗気も洗われた気がします。岡部宿本陣跡や大旅籠柏屋も市で綺麗に整備され、すがすがしい気分になりました。5月30日まで開催のようです。是非ご高覧ください。
今日、あるお宅のプラン打ち合わせで、LDKの吹き抜けからオープンな階段か、冷暖房を考えて、一度廊下に出て2階に上る階段がいいのかわからないとのご質問でした。ウーン? 我々も迷うところです。最近の住宅は高気密高断熱ですから、暖気の循環を工夫したり床暖房にしたり、方法は種々有りますが、イニシャルコスト、ランニングコストは上がります。悩ましいところで、、、、
多くの皆様から、早速のご返答メールをいただきました。本当にありがとうございます。ブログ頑張れ等々、、、、感謝感激です。
リニューアルしたホームページに関して、まず青嶋さんに感謝申し上げます。有難うございました。
私自身、ブログに不慣れで、今後どの程度UPできるか大変不安ですが、、、、頑張ります。
我々設計事務所の仕事は、打ち合わせや細かい作業の積み重ねで、計画から完成まで多くの時間がかかります。
しかし、建て主との長い打ち合わせ時間の中で、徐々に形作られていく建物の存在感を施主と共有できることは大変楽しいことですし、大きな満足感を味わえるものです。完成時、施主の満足げな横顔を見るのが何よりの楽しみです。焦らず、ゆっくりと今後も設計の仕事を続けていきたいと思っています。よろしくお願いします。